2018年5月2日水曜日

看護学生・新人看護師の初オペ室。【倒れました】

私は手術室のあの空間がどうしても苦手です。

学生時代から実習で3回ほど手術室に入らせてもらってましたが、3回とも全てぶっ倒れました。と言っても、手術室では倒れていません。

あの緊迫した雰囲気の中で何時間も立ちっぱなし。そしてガウンも着させてもらっていたので兎に角熱い。そして一番難関なのが、あの臓器と多量の血液です。

もう無理だもう限界だ・・・ってなったらちゃんと外回りの看護師さんに伝えて、自分の足で外に出て、看護師の休憩室のソファで倒れこみました。

そしてちゃんとトイレで嘔吐・・・泣。
教員が来て、血圧測ってくれたら70台でした。

少し休んで復活してそのまま実習は続けましたけどね。他にも倒れた子は多々いて、担架で運ばれた子もいました。
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看護師になってから      

病棟勤務もなんとかやっているから、研修で手術室に入っても大丈夫だろうと甘く考えていました。が、やっぱり苦手なものは苦手なんです・・・1日手術室なので、もう逃げ場がないんですよ。

何度も何度も休憩室に戻りは頭低くしたり吐いたりと・・・。兎に角、周りに迷惑をかけないようスムーズに!!気分が悪くなることはもう生理現象なので、仕方ないんです!!

私は絶対手術室では働けないなと改めて実感しました。

ふらふらしながらも研修を受けたからには学んだこともあるので、手術室での研修で感じたことをちょこっとだけ書いておこうかなと思います。


手術室で学んだこと         


手術は医者だけではなく看護師も緊張感を持って挑んでいて、一人一人張り詰めた雰囲気の中で自分に任された役割をこなしていかなければいけません。


そのためにはチーム全員が術式の流れ・器材を理解し、医師と共に手術を進めていく必要があります。手術室の看護師は判断力・精神力がとても必要だと感じました。


そして!術中の患者の体位についてです。私もあの手術台に寝させてもらいました。あの手術台って科によって種類が違うんだって!台にも特性があるなんて知らなかったです。


術中の体位も本当に微調整をしていかに褥瘡を発生させないようにするかを凄く注意していました。何時間も同じ体勢ですもんね。


術中の体位を体感することによって、術後の病棟ではどの部分を観ればいいのか、必要な観察項目も必然と理解する事ができました。

そのため、この人はどのような体位でオペを行ってくるのかという事も考えて見ていかなければいけないと学ぶことができました。


手術というのは、患者・家族にとってとても不安の大きい事です。患者さんにとって看護師の一言一言は心理面を大きく左右すると思います。

患者さんの不安を少しでも和らげられるように、オペ室で見た看護師さんと患者さんの関わりのように、病棟でも心理面を配慮した声掛けを行っていきたいと思っいました♪

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